令和5年度「大阪発・新4S運動推進大会」

 全国安全週間大阪大会運営会議(大阪労働局並びに各労働基準監督署はじめ、建災防大阪府支部等13機関で構成)主催による「大阪発・新4S運動推進大会」が73日の午後、大阪市中央区のエル・おおさか エル・シアターで開催され、約300名の関係者が参加し、決意を新たに労働災害防止活動に全力を挙げて取り組むことを誓い合いました。

 中島 一郎 建災防大阪府支部副支部長による開会の辞の後、木原 亜紀生 大阪労働局長が「本大会や安全週間を契機に、安全・安心に働ける職場環境づくりに前進されることを期待する」と挨拶されました。

 来賓及び主催者紹介の後、安全衛生表彰式が執り行われ、厚生労働大臣賞の優良賞3事業場、奨励賞2事業場、功績賞1名に続き、大阪労働局長賞の優良賞3事業場、功績賞2名、安全衛生推進賞5名に対し、賞状が授与されました。建災防大阪府支部関係の個人賞では、森本 克之 氏〔㈱大林組〕が厚生労働大臣賞・功績賞を、髙田 幸一 氏〔大成建設㈱〕、吉井 隆喜 氏〔㈱森本組〕、内田 浩司 氏〔㈱前田組〕、大村 喜彦 氏〔㈱住研〕、山本 重利 氏〔大昭工業㈱〕が大阪労働局長賞・安全衛生推進賞を受賞されました。

 休憩の後、樋口 雄一 大阪労働局労働基準部長による「これからの安全衛生行政について」と題した基調講演が行われたほか、㈱大豊製作所 代表取締役 安田 浩治 氏より「㈱大豊製作所における安全衛生活動について」と題した事例が発表されました。特別講演では、㈱デンソーウェーブ 主席技師 愛知県幸田ものづくり研究センター 技術顧問(兼任)原 昌宏 氏による「世の中を変えたQRコードの開発・進化と普及活動の取組み」をテーマとする講演が行われ、参加者は熱心に耳を傾けていました。