全国安全週間大阪大会運営会議（大阪労働局並びに各労働基準監督署はじめ、建災防大阪府支部等13機関で構成）主催による「大阪発・新４Ｓ運動推進大会」が7月1日の午後、大阪市中央区のエル・おおさかで開催され、約310名の関係者が参加し、決意を新たに労働災害防止活動に全力を挙げて取り組むことを誓い合いました。

　荒木 祥一 大阪労働局長が「各業界に人が集い、魅力的であり続けるためには安全で安心して働ける職場環境の整備が必要である。働き方改革にも積極的に取組んでほしい」と挨拶されました。

　来賓及び主催者紹介の後、安全衛生表彰式が執り行われ、厚生労働大臣賞の優良賞1事業場、奨励賞3事業場、安全衛生推進賞1名に続き、大阪労働局長賞の優良賞2事業場、功績賞1名、安全衛生推進賞2名に対し、賞状が授与されました。建災防大阪府支部関係の個人賞では、石本 敏弘 氏〔前飛島建設㈱〕が厚生労働大臣賞・安全衛生推進賞を、島津 嘉裕 氏〔前西松建設㈱〕が大阪労働局長賞・功績賞を、前田 和義 氏〔岩田地崎建設㈱〕、中西 一裕 氏〔南海辰村建設㈱〕が大阪労働局長賞・安全衛生推進賞を受賞されました。

　大会宣言が読み上げられた後、休憩を挟み、小川 裕由 大阪労働局労働基準部長による「これからの安全衛生行政について」と題した基調講演が行われたほか、飯田金属工業㈱ 代表取締役社長 関 健一氏より「飯田金属工業株式会社の『守るそしてつなぐ』活動報告」と題した事例が発表されました。特別講演では、アクション女優・スタントウーマン 秋本 つばさ 氏による「危険と隣り合わせ！トラブルを回避 現役スタントウーマンが伝える事故を起こさない心得」をテーマとする講演が行われ、参加者は熱心に耳を傾けていました。